片付けブームの一環として、掃除術のあれこれも雑誌、テレビで頻繁に取り扱われている。
今朝はいつも聞いているラジオでも話題にしていた。年末のことでもあろうが、そうだ!と私が思い立ったのは、今月の中頃からグズグズと続く風邪症状を省みた結果である。ずっと風邪っぽいのでずっとおざなりな掃除で済ましていたせいではないか…
今年の年頭に唾石症を患った時に立てた生活改善、健康回復策の一つに「掃除の徹底」があった。それらを実行する内に、自然には出ないであろうと言われていた石がポロッと出て確信を持ったのに、ずっと風邪っぽいのは掃除をおざなりにしていた結果のような気がする。掃除以外にも実行できていないことだらけだ。「休む」もそうだ。12月に入って、具合が悪くて予定をキャンセルして休まざるを得なくなった一昨日まで一日も休みが無かったのだ。休みは30日まではどうしようも無いので、今はとにかく掃除に励むしか無い。
世の中には掃除教とでも言いたくなるような宗教じみた熱烈な信者のような人が居て、例えば家族が入院した時に自分がやれるのは掃除だけなのでと、病室、自宅の隅々まで徹底掃除して家族は無事快癒した話とか、ビートたけしから広まったトイレ掃除の成功譚など、枚挙にいとまが無い。私としてはこういうことが広まり、世の中がきれいに清潔になるのは大いに結構な事だと思っている。
今朝の拭き掃除は、久々に気持ちよく出来た。気持ちが晴れると良いホルモンも出るし、身体も適度に動かすことで健康に良い影響がある等々、掃除の効力は科学的には説明が出来るのだろうが、こういったことは頭で考えずに無心でやった方が気持ちが良い。