2021年7月8日

289 悪いのは頭だけ-2

 P病の定期健診に行く。
このところ、とても具合が悪い。気候がこんなだからいけないのだと思うが、検査の結果は馬鹿みたいに良い。そう、例によって悪いのは脳だけ、ということになる。
足が震えて、胸苦しい。倦怠感があって、椅子に座るのさえ億劫で横になりたい。どんな大変な病気なんだ!となるよね。ところが、検査をしてみると健康の見本になるような結果なのだ。肺もとてもきれいで、両肺に酸素もたっぷり入っている。主治医の説明を聞いていてもどうしたものか悩ましい。病は気から、気の持ちようだとはよく聞く言葉だ。そういうこともあるだろう。だが、このP病がもたらす自律神経の不調は、その名の通り、自律している神経だから、私の気持ちなど構ってくれない。例えば、心臓止まれ、呼吸止まれ、と言ったところで自律している彼らは私の言うことなど聞いてくれないで動き続けるだろう。
彼らを反抗させないでスムーズに働かせるのには、ホルモンのバランスを良くすることが大切。それには、脳の働きが重要だ。脳はまだまだ研究途上。驚くような新説も出てくる。
それにしても、ただただ脳だけが悪い私はラッキーなのか?…