の心配事。どんな公演でもチケットが売れるか売れないかは、一番の心配事だ。それに今年はコロナ感染防止の為に客席も前後左右一席おきの市松模様で、キャパは半分だ。それなのにパンクする心配が無いほど、お客様の反応は悪かった。能のお客様は高齢の方が多いので仕方がないことでもある。
この公演はいつも発売開始日には電話が鳴りっぱなしの人気公演で、DMのお得意様だけでいっぱいになる公演だったが、鬼籍に入られる座員や顧客も多く、この数年は空席も目立つようになった。今日はお昼までは電話が続いたが、あとはボチボチ。予約者はキャパの三分の一というところか…
今回は半分のキャパなのだから、せめてそれはいっぱいにしたい。そして、能楽座ならではの他流の名人達の競演を一人でも多くの人に楽しんでもらいたいものだ。
