2017年6月25日

144 天才棋士の勝負メシ

14才の天才棋士、藤井聡太君がとうとう連勝記録トップタイの偉業を成し遂げた。いよいよ明日は単独トップの記録更新をかけた試合だ。暗いニュースばかりの中、こういった話題は心浮き立ち楽しい。
中学生とは思えない彼の言葉使いも話題になった。「僥倖」「望外」「醍醐味」等々、それが彼の口から出ると不自然ではない。大変な読書家ということだが、将棋界という日本文化の世界ではそういった日本語も違和感なく使われるのだろうか。「チョー何とか!」なんて絶対言わないし、受け答えも思慮深い。ちょっとタレ目で親しみが持てる風貌だから、ただ堅苦しい優等生という雰囲気でもないところが感じ良い。
記録をかけた明日の試合は、東京の将棋会館で行われる。この将棋会館というのが、我々の事務所に近いものだから、彼が出前を取る店も共通していて「私達と同じよね!」と、にわかに色めき立った。ここがまったく凡人たる所以である。
天才少年の影響で出前が殺到し、いつもすぐ来るお蕎麦屋も何十分待ち、お店も大混雑だそうだ。もう一つの中華屋も藤井君メニューを値引きサービスしていて、早速取ったりしているミーハーの私だ。

「みろく庵」の味噌煮込みうどん








「紫金飯店」の五目焼きそば