2016年6月20日

107 第22回能楽座自主公演

今日は、能楽座自主公演のチケット販売開始だった。
例年のように売り出し初日には電話が殺到するが、今日は今までに比べて勢いが無かった。
能楽座の座員には重鎮も多く、近頃は亡くなる方もあり寂しい限りである。お客様の高齢化と相まって、入場者も減少気味だ。これは能楽界全体の課題でもある。

チラシの図案は文様作家の樹下龍児先生に描いて頂いているが、手描きならではの味わいがあり美しい。今年もお三人を偲ぶ会ということで、暗くならないようにきれいにしたかったと樹下先生はおっしゃる。
このきれいなチラシを一枚でも多く配り、一人でも多く能楽堂に足を運んで頂きたいものだと思う。