2022年6月1日

314 「六月」

今日から六月。
今年の半分が終わってしまった、などと月末にぼやかないようにしたい。

茨木のり子の「六月」は、私の大好きな詩だ。 
   
 どこかに美しい村はないか
 一日の仕事の終わりには
 一杯の黒ビール
 鍬を立てかけ 籠をおき
 男も女も大きなジョッキをかたむける