2021年2月21日

276 暑い春

 今日は気温21度だそうで、5月の気候。本来だったら快適なはずなのに、季節外れの温度と連日の乱高下で、不快でしかない。
空は青く雲一つ無い。「裏窓」の人達もお休み、すっかり休日の様相でガランとしている。

苦手な3月がもうすぐやってくる。今の内に体調を整えておかなければいけない。



2021年2月11日

275 句会(ひなせ会)

 こんなご時世なので、うろうろ歩く吟行は休止していた。一年近く、吟行無しで郵送で投句して集合せずに句会が成立していた。我らが永久幹事のヨシダ君がアイデアを出し皆に案内して、投句、清記、選句等手間のかかる作業をしてくれた。お陰で句会が途切れることが無く、有り難い事だった。そして前回から、やっぱり会おうと集合し、夕方のラッシュに会わないように早目に解散している。まだまだ打上げの酒宴の楽しみは先のことなんだろうな。
今回は自分でも気に入っている句が、皆からも褒められて嬉しかった。
 一歩出る春一番に背を押され
「春一番のような強風は向かい風の印象が強いのに、背を押されるというのが新鮮だ」との評は思いがけなかった。今月に入り、かつて元気だった頃の身体の感覚が蘇る日が何日かあり、春一番が吹いた日もそうだった。その喜びが句に反映されたのかもしれない。これからそんな日が一日でも多くなれば幸福なことだ。

句会の会場は、神楽坂の赤城神社のすぐ隣。今年はまだ初詣もしていなかった。良い機会なのでお詣りをする。ここには隈研吾の設計したお洒落なマンションが隣接している。











2021年2月2日

274 「裏窓」の怪

 ヒッチコックの「裏窓」に事寄せて、自宅の窓から見える風景をついこの間書いたばかりだ。映画と違ってサスペンス感が無いと言い切ったが、ブログにアップした途端にその様相が変わった。
見ようによってはやっぱりサスペンス感は無いけれど、考えようによってはコワイ変化だ。偶然だろうが、ブログにアップした途端に不夜城のごとく光輝いていた二部屋の灯りが消えた。階段灯だけ点いていて、部屋は真っ暗。夜明けに見たら階段の灯りも消えて、ビル全体が暗い。昨日、今日と下の部屋だけ電気が点いたが、夜はしっかり消している。まともな時間帯の動きだ。いつもはチラッとも人影も見えたことが無いのに、窓に人影が…
ヒッチコックの映画のようにあちらからこちらの様子も見えるのだろうか?今時はどこから写真を撮っているかもすぐ分かる時代だ。私の部屋なんてすぐ特定できる。今の所、何の動きもないけれど…
てっきり外国相手の投資関係の仕事かと思っていた。人が寝静まっている時間帯に活動し、24時間ほぼ休まず活動していることが、どこかに知られるとまずい職種があるのか?悪い想像をしたらキリが無い。
もし万が一、偶然では無いとしても、私は他人の生活に興味は無いということを、ここに公然と宣言しておく。