今朝は起床時の身体の調子が良く、気分も爽快だった。左指の強張りが無いのは何ヶ月ぶりだろう。昼食後の強い倦怠感が無かったのも嬉しいことだった。こんな風に調子が良い時は、何がよかったのかなあ?と検証するのが最近の癖になっている。少しでも早く良くなりたい一心で、この一、二年は散々、色々な療法やサプリメントを試してみた。この頃は自分に合った物、効く物に絞りつつある。自分の身体を使って実験をしているようなものだ。
昨日は能を観に行ってきた。ご多分に漏れずコロナ禍の影響で公演もしばらく休止されていたので久しぶりだった。「東京2020オリンピック・パラリンピック能楽祭」として行なわれるはずだったこの公演は、「新型コロナウィルス終息祈願」と銘打って二週間行うことになった。昨日は、尊敬する大槻文藏師の「葵上」。共演の観世喜正師とも相俟って、素晴らしい舞台だった。
能は鎮魂の芸とも呼ばれ、人の心を癒す力を持っている。私は人知れず「能浴」と言う言葉を使うことがあるが、美しい詞章とその場の清々しい空気にこの身を浸すことによって、森林浴ならぬ能浴をして身を清めるのだ。
今日の体調の良さは、そのお陰か?
2020年7月30日
2020年7月20日
2020年7月11日
254 奇妙なソーシャルディスタンス
クリニックへ向かう途中、代官山駅ホームのエレベーターの前で体操をしているオジサマ(70代?)に遭遇。近付いてみると、それは体操では無かった。広げた両手を前後にブンブン振り回しているのだった。私をギロッと見ながら自分の手を示す。この手の内に入るなよ、と誰にも分かるパフォーマンスである。こういう主張もあるのかと、感心しながらも内心笑ってしまった。残念ながら、手があまり上がってなかったのでディスタンスが狭目だった。
勿論、エレベーターは一台遅らせて、オジサマにお譲りした。彼はマスクをしていなかった(したくなかった?)ので、声を出さないでメッセージを伝える方法を考えたのかもしれないが、睨んだりせずにせめて笑顔でして欲しかったな。却って不気味か…
勿論、エレベーターは一台遅らせて、オジサマにお譲りした。彼はマスクをしていなかった(したくなかった?)ので、声を出さないでメッセージを伝える方法を考えたのかもしれないが、睨んだりせずにせめて笑顔でして欲しかったな。却って不気味か…
登録:
投稿
(
Atom
)