2020年5月1日

247 タケノコ御飯

相模原に住む友人Sから、タケノコを送ってくれるという連絡があり、それならば取りに行くよと出かけてきた。この時期には彼女の庭に出るタケノコを楽しみにしている人も沢山いるくらいだが、もらいに行くのは不要不急の用事ではある。だが、とにかく出かけるなという日々が続き、買物は3日に1回どころか全く出かけてないし、人との8割の接触も何も誰にも会ってないし、自粛にも疲れ少しは動きたく、小一時間というあまり遠くない場所だし、三密では無いし、注意深い行動するということで許してもらった(誰に?)。こんなに言い訳しなければ、出かけることが出来ないというような事態がこの現代に起きるなんて誰が想像しただろうか。
旅行も出来ずに読書をするしかないという、この自粛をもてあましぎみの若い友人Kさんを誘って、ガラガラの電車に乗って、ゆるりと行ってきたが、すれ違うロマンスカーもスカスカだ。間引き運転でも充分だろうに、こういうところがバランスが悪い。世界では、コロナ騒ぎの副産物で空気がきれいになり遠くの山が見えたり、海に生き物が戻ってきたりしている。ある意味、せっかくの自粛とも言えるのだ。自然現象ばかりでは無く、コロナからのメッセージは沢山あり見せつけられている。考えなければいけないことは多い。
Sとは句会、読書会で月に1、2回は会っているのに、ここのところの集りの中止で大分会ってなかった。彼女の近所には、やはり長い付き合いの友人Rちゃんが居るので誘った。集まれば話も盛り上がる。4人では密にならないわよね?と、このご時世の冗談とも言えない冗談を交わす。
タケノコはドーパミンを作ってくれるそうなので、今年は沢山食べようと思っていたので、嬉しい。アク抜きの糠煮までしてもらって、薬味の山椒も庭からもいでもらい、至れり尽くせりだ。
早速、今日はタケノコ御飯にして楽しんだ。旬の採りたて、美味しい!ドーパミン倍増!