体調を整える為に再開したヨガも10ヶ月近く経った。先生が3ヶ月NYに滞在した時もラインによるプライベートレッスンを受けた。どんなに熱心かと思われるかもしれないが、週一(休む時もあった)その時のみで、まだ日常生活には活かされてはいない。
昨日も家の近くの隠れ家的一軒家(このシチュエーションも気に入っている)の教室で指導を受ける。以前も一度書いたが、ここの教室はインド系で、内面、内部に向かうタイプで、細かい神経が目覚める感覚が気持ち良い。ストレッチスポーツ系のようなクネクネの恰好はしない。最初は物足りなさも感じたが、足の親指を小さく回すと股関節に響くというような神経伝達の繊細さを感じることもあり、今の私の自律神経系の症状にも合っているように思う。
ところで、ヨガの効用は様々の所でいくらでも聞くことはあるが、先日、かなり直接的な話として聞いて、とても励まされた話があった。
神戸で活躍中のジャズのゴールデン・シニア・トリオのピアノの大塚善章さんの体験談だ。バンドの名前通り皆さんシニアもいいところで平均年齢86歳(本年2018年現在)、当の大塚さんは御年84歳!最年長のビブラフォン鍋島さんは92歳だ!
大塚さんは腰痛をヨガで治したという話を、あるパーティで身振り手振りで熱心に話して、皆に喝采を浴びていたそうである。高齢になってケガや病気になると寝たきりが心配されるが、こういう例もあるのだ。youtubeで観るとしゃきっとしたお姿が若々しく素敵!このトリオの素晴らしいところは、世界最高齢トリオという話題でとどまっておらず、アルバムの制作、コンサートの回数も多く、素晴らしい演奏で、現役中の現役だということだ。
このお歳で、不調をヨガで乗り切ったなんてカッコいいなあ!