2018年4月1日

172 ラジオ体操とヨガ / プロの裏付け

アコーディオニストの後藤ミホコさんから、タイ秘境旅行の話を聞きたくて久しぶりに会う。
彼女とは私の関係するコンサートやライヴで以前は月に1回2回は会っていて、仕事の合間によもやま話をしていたのだが、バンド編成が変わってしまったのでなかなか会えなくなってしまった。ミホコさんとは、健康、食事、環境の事など、価値観が似ており、いつも話が盛り上がるのだ。そこで、たまには会いましょうということで、3、4ヶ月に一度くらいはと、二人の中間地点の代々木で会うことにしている。二人共、新宿とか渋谷のごちゃごちゃした所は嫌いなのだ。美味しい店をいつもミホコさんがみつくろってくれて、今回はパスタ自慢のイタリアン。勿論、無化学調味料理で、野菜もたっぷり。美味しい物を食べながらの楽しいおしゃべりは何よりもストレス解消になる。今の私はとにかくストレスを退散させなけらばならない。
そこで早速、今の私の身体の話になる。彼女も自然療法派なので私の考え方には共感してくれる。そう、それに彼女の勧めによるラジオ体操も丁度半年やったのだ。彼女の友人の大阪腰痛館のヒロ先生の言葉「1日3分が取れないはずがない」「3ヶ月やれば何かが変わる」をおまじないにしてやり続けたのだ。(続けたなんて言えないような時間だけれど)
私の様子をミホコさんから聞いたヒロ先生の感想も聞けた。
私のような人が増えてくることは何よりの喜びだと言ってくれたそうだ。必死で1年間筋トレするよりも毎日3分のラジオ体操を10年続けた方が健康面では有効に作用するとも。先生の常連さんで毎日のウォーキングとラジオ体操を60歳から始めて、現在90歳を超えて一切病院に行ったことがないというツワモノがいるそうだ。その方は身体が元気なものだから精神的にも穏やかで落ち着いているそうだ。これこそ、万人の理想なのではないだろうか。私も目標にしたいところだ。
その後、ヒロ先生がラジオ体操の意味を専門的に説明してくれた文(私にも伝えてと)を、ミホコさんが送ってくれた。
「ラジオ体操が近年見直されてきているのは、スポーツ界でダイナミックストレッチがパフォーマンスを引き出すのに有効だといわれていますが、大昔からあるラジオ体操がダイナミックストレッチそのものだからです。Jリーガーが「ブラジルダンス」というエクササイズをやって、すごく広がりましたがあれもダイナミックストレッチなんです。古い古いラジオ体操が最も新しいトレーニング理論に当てはまるというのも面白いです」
納得だ! 一見ダサい(?)ラジオ体操もカッコよく見えるではないか!
そして、ヨガのこともこのようにおっしゃっている。
「意識を自分の内側に向ける作業はとても重要です。年をとればとるほど身体の変化に敏感になっておきたいのです。そうすることで異変にいち早く対応できて病気やケガを防ぎたいと考えています」
素晴らしいではないか!
このところの不調もあって潜在意識の欲求によるのか、ラジオ体操とヨガを始めたのにも意味があったのだとつくづく思うのだった。
人には「それで良いんだよ」と言ってくれる人の存在が必要だ。それに救われて生きることが出来るのだ。ましてや、プロの言葉の力強さには説得力がある。

ラジオ体操の動画は電子辞書に入っており、いつでも出来る