2019年10月23日

228 ◯

マル。
やっと涼しくなり、良く眠れるようになった。

2019年10月13日

227 △

文字通りの、台風一過。雲一つない青空。
個人的には気圧の変化のせいで体調悪く、世間的には被害を受けた方々のことを思うと、この空のように心は晴れない。故郷も千曲川の氾濫で大変なことになっている。ひとまず家族は無事だった。

2019年10月3日

226 秋暑し

二ヶ月に一度の句会、ひなせ会を休んでしまった。句会発足の言い出しっぺでもあるし、何よりも楽しみにしていることでもあるので、今までは休むことは無かったが、身体がしんどくて、いつも一万歩は歩く吟行は無理だろうと判断した。10月に入っても30度を超える異常な暑さと朝晩の寒暖差とで、すっかり身体が参ってしまったのだ。もうすぐ秋、もうすぐ涼しくなると堪えていたので、余計にいけない。おまけに病気持ちの身体だ。久しぶりに弱気になっている。先日は整体の先生からも「上半身がのぼせていて下半身が冷え切っている」と言われる。アンバランスな身体だ。
日本には四季は無くなった。「二季になってしまった」と、知人の日本ミツバチの養蜂家のKさんは何年も前から警鐘を鳴らしている。気候と密接な仕事をしている人ならではの見解だ。私のように日本の伝統文化に関わっていると「日本の豊かな四季が日本人の繊細な感性を育む」などと言いがちだが、こんなに暑くてはもうそんな繊細な感性など望むべくもない。私もこの数年はイライラと「暑い!」とばかり怒っていたような気がする。
ところで、吟行、句会には「歳時記」が必須アイテムだ。数年前に辞書類を整理し、文庫本一冊の大きさの電子辞書一つにまとめた。そこには歳時記も入っているのだが、俳句作りにはやはり紙の本の縦書きがしっくりくるので、結局、文庫本の歳時記を改めて買ったのだった。それをパラパラとめくってみると、秋らしい季語が並んでいる。
秋茜、秋入日、秋麗、秋風、秋草、秋桜、秋雨、秋時雨、秋立つ、秋七草、秋夕焼、秋の宵…秋が付く物だけでもまだまだ沢山ある。季節の中に移ろいがあり、一日の中にも移ろいがある。本来の日本の秋はもう歳時記の中にしかないのか…